有害物質
食品中の有害物質
有害物質
有害物質の中には、国内で基準値が設定されているものや、海外では基準値が設定されてはいるが、国内では基準値の設定がされていない物質があります。
食品では、環境由来による有害物質や、製造・加工・保管などの工程により生成される有害物質が含まれてしまう可能性があります。
無機汚染物質 重金属など
カドミウムや鉛、ヒ素のような毒性も強く体内に蓄積されやすい物質は、過剰な接種により人体に影響を及ぼすこともあるため、食品衛生法により規格基準が定められております。
項目名 | 税込価格 | 検査方法 | 必要検体量 | 検査日数 |
鉛 | ¥12,100(内消費税¥1,100) | ICP発光分光分析法 | 50g | 2週間 |
カドミウム | ¥12,100(内消費税¥1,100) | ICP発光分光分析法 | 50g | 2週間 |
※鉛とカドミウムを同時に検査の場合は、2項目で12,870円となります。
項目名 | 税込価格 | 検査方法 | 必要検体量 | 検査日数 |
ヒ素 | ¥12,100(内消費税¥1,100) | 水素化物原子吸光光度法 | 50g | 2週間 |
スズ | ¥12,100(内消費税¥1,100) | ICP発光分光分析法 | 50g | 2週間 |
重金属(Pbとして) | ¥9,350(内消費税¥850) | 硫化ナトリウム比色法(定性) | 50g | 2週間 |
※ ある・なしの定性試験法です。
食品中には多数の金属が存在します。存在する金属種類、含有量によっては検出となる場合があります。
有機汚染物質 酸化油・カビ毒など
食品は、原料から始まり、製造加工、保管などの段階で非意図的に有害な物質を産出することがあります。
食用油は、酸化すると人体に有害な物質に変化してしまいます。
カビがつくり出す代謝産物のカビ毒、魚介類に含まれる遊離ヒスチジンから生成されるヒスタミンなどがあります。
食品の劣化の程度を管理することが重要となります。
油脂の検査【前処理あり】
油脂で処理した食品 油脂を多く含む食品
項目名 | 税込価格 | 検査方法 | 必要検体量 | 検査日数 |
酸価(AV) 過酸化物価(POV) | ¥6,270(内消費税¥570) | 食品衛生検査指針による方法 | 油が10~20g採取出来る量 | 11営業日 (特急対応可) |
酸価(AV) | ¥4,180(内消費税¥380) | 食品衛生検査指針による方法 | 油が10~20g採取出来る量 | 11営業日 (特急対応可) |
過酸化物価(POV) | ¥4,180(内消費税¥380) | 食品衛生検査指針による方法 | 油が10~20g採取出来る量 | 11営業日 (特急対応可) |
油脂の検査【前処理なし】
油、ラードなど
項目名 | 税込価格 | 検査方法 | 必要検体量 | 検査日数 |
酸価(AV) 過酸化物価(POV) | ¥3,520(内消費税¥320) | 食品衛生検査指針による方法 | 油が10~20g採取出来る量 | 11営業日 (特急対応可) |
酸価(AV) | ¥1,870(内消費税¥170) | 食品衛生検査指針による方法 | 油が10~20g採取出来る量 | 11営業日 (特急対応可) |
過酸化物価(POV) | ¥1,870(内消費税¥170) | 食品衛生検査指針による方法 | 油が10~20g採取出来る量 | 11営業日 (特急対応可) |
カビ毒の検査
項目名 | 税込価格 | 検査方法 | 必要検体量 | 検査日数 |
アフラトキシン (B1、B2、G1、G2) | ¥12,100 (内消費税¥1,100) | 高速液体クロマトグラフ法 | 50g | 11営業日 (特急対応可) |
デオキシニバレノール | ¥18,700 (内消費税¥1,700) | 高速液体クロマトグラフ法 | 50g | (特急対応可) |
※ 上記以外のカビ毒も受託しております。お問合せください。
項目名 | 税込価格 | 検査方法 | 必要検体量 | 検査日数 |
揮発性塩基性窒素(VBN) | ¥6,270 (内消費税¥570) | 微量拡散法 | 50g | 11営業日 (特急対応可) |
※ 食肉などの鮮度の指標となる検査です。当日検査を実施しますので、必ずご予約ください。
不揮発性アミン類
項目名 | 税込価格 | 検査方法 | 必要検体量 | 検査日数 |
ヒスタミン | ¥12,100 (内消費税¥1,100) | 酵素法 | 50g | 11営業日 |
※ 上記以外の不揮発性アミンも受託しております。お問い合わせください。