期限表示設定のお手伝いをしています。
食品の期限表示(賞味期限・消費期限)については、平成7年に、国際規格との整合性をとって「製造年月日」表示から「期限表示」に変更されました。
平成15年には、食品衛生法とJAS法における期限表示の表現が統一され品質保持期限から賞味期限となりました。
また、食品表示についての所管庁である消費者庁は、平成23年4月8日「食品の期限表示制度の改善方策のための措置」を公表し、「加工食品の表示に関する共通Q&A(第2集)」を改正し期限表示についての理解を図っています。
当検査センターでは、食品の検査を通して「食品の期限表示設定」についてご協力しています。
食品の期限表示とは
容器包装に入れられた加工食品については、名称や保存の方法などの他、「期限表示」が必要です。
(食品表示基準第3条)
検査センターからのご提案
『期限』設定は食品等事業者自らが、科学的・合理的根拠に基づき決めなくてはなりません。
検査センターは、皆様のお手伝いをさせていただきます。
食品検査により、科学的・合理的な情報を提供いたします。
食品の期限表示は誰が決めてくれるの
「期限」の設定は、営業者(食品等事業者)自らが、科学的・合理的な根拠に基づき決めなくてはなりません。
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検査センターは、 皆様のお手伝いをさせていただきます。 食品検査により、科学的・合理的な情報を提供します。
食品の期限を設定したいが、何から始めたらよいのか
食品には、それぞれ製造や加工の仕方、包装の形態、保存温度など違いがあります。
食品ごとに「チェックシート」に記入していただくことで、合理的な期限設定が可能となります。
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それに基づき、検査センターとして科学的な検査項目などをご提案して、皆様のお手伝いをさせていただきます。
食品の特性に応じ、安全性、品質の商品価値限界の約8割の日数で期限設定を行います。
細菌汚染状態や品質のロットによる違いを把握しておくために、初発検査、保存検査を定期的に行うことが重要です。
賞味期限の設定には、製造工程管理と検証が必要です。衛生管理、温度管理が一定に保たれた状態で製造されたものを検査することで安全性の検証が可能となります。
STEP1 食品の特性を確認しましょう。
期限を決めるために食品の特性を確認しましょう。
STEP2 チェックリストで確認しましよう。
※日持ちするかどうかは、 加熱処理の有無、 保存方法、包装 形態などによっても大きく影響されます。
チェックリストを用いて、自社製品の特性を確認して下さい。
期限設定までのおおまかな流れ
お客様と検査センターで、チェックリストを参考に検査で確認。
保存可能な期間まで一定の状態で保存。
保存後の状態を、検査で確認。