大宮西地区安全運転管理者協会事業主研修会に参加しました
私たちにとって自動車は不可欠な存在であり、事業所は自動車を使用することで大きな利益を享受しています。
私たちの事業所から交通事故を発生させないよう交通安全に取り組んでいます。
第38回事業主研修会 令和7年12月12日
大宮西警察署 原田署長による県内の交通事故の状況と交通事故防止についてのご挨拶、宗像交通課長の交通事故情勢についてのお話の後、埼玉県警本部交通部交通規制課 谷道路協議規制管理補佐によるご講演をいただきました。
(1)法定速度30キロ化について
・現行法では、センターラインがあり、速度規制の標識が無い道路及びセンターラインの無い住宅街の道路の速度規制は、全て60キロとなっている。
・令和8年9月1日から、60キロ制限が30キロ制限となる。
具体的には、センターラインの無い住宅街の道路 60 → 30キロ
センターラインがある標識の無い道路 60 → 60キロ
・なぜ、60キロが30キロになるのか
規制される場所は、住宅街で事故発生が多いこと。
30キロ以上は、死亡率が高くなること。
(2)ゾーン30プラスについて
・令和4年度から実施している。県内339地区、管内9地区
・物理的に「物」などの設置により、スピードを制限するようにしている。物とは、ハンプ(こぶ)や狭さくなど
(3)貨物配送中の自動車の駐車規制緩和について
ドライバー不足や交通状況の緩和を目的に、有料駐車を認めていた場所を貨物配送車専用の駐車スペース(無料)にする。
(4)信号機の種類と傾向について
右折時の直進車との衝突事故、右折車による歩行者の巻き込み事故を防止するために、歩行者と自動車を分離して通行させる信号に切り替えを進めている。また、バリアフリー化で音による視覚障がい者へのサポート、ボタン信号で、青信号の時間を1.5倍に伸ばす方式など工夫している。
(5)交通規制課新マスコットキャラについて 「キセイドン」を新たに作成した。


当日配布された資料
